http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20180516/1100002284.html

05月16日 19時00分
埼玉県所沢市で、89歳の女性が百貨店の従業員などを装ったうその電話を信じてキャッシュカード5枚をだまし取られました。
女性の口座からは現金400万円が引き出され、警察は詐欺事件として捜査しています。

15日午後、所沢市に住む89歳の女性の自宅に、百貨店の従業員を装った男から「あなた名義のクレジットカードで、女性が高額の時計を買おうとした」と電話がありました。
続いて全国銀行協会の職員を装う女などから電話があり、「すべてのカードの暗証番号を変更する必要がある」などと持ちかけてきたということです。
このあと女性は、自宅を訪れた協会の職員を装った男にキャッシュカード5枚を手渡してしまい、このうち3つの口座から現金あわせて400万円が引き出されたということです。
16日朝になって銀行から「多額の出金がある」と連絡があり、被害に気付いたということで、警察は詐欺事件として捜査するとともに「全国銀行協会の職員が自宅を訪れてキャッシュカードを回収することはない」として注意を呼びかけています。