6月某日 ワシントン

トランプ「大変悲しいお知らせをしなくてはならなくなった…。
我々は一年以上の長い時間をかけ、
辛抱強くノースコリアの説得を続けてきた。
彼らが望む明るい未来も全て提案した。
経済援助、食料支援、インフラ整備、民間投資…
全てが素晴らしい提案だ。

ポンペオ長官は平壌まで出向き説得した。
いまだかつて合衆国がここまで譲歩し
粘り強く交渉した例はないだろう。

しかし金委員長はシンガポールに来なかった。
私がシンガポールで一人立ち尽くした姿は記憶に新しいだろう。
とても悲しい、そして辛い瞬間だった。

我々から選択肢を奪ったのは彼の愚かな判断だ。

3分ほど前に空爆を開始した事をお伝えする。
合衆国と、合衆国と同盟国の友人たちの幸運を祈る」

聴衆「ウォォォ!USA!USA!USA!USA!」

文「珍島犬一号ッ発令!……
釜山行きのヘリはまだか!?」