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5月17日 19時33分
日本自動車工業会の新しい会長に就任したトヨタ自動車の豊田章男社長が記者会見し、大きな変革期を迎えた自動車産業では、異業種も巻き込んで生きるか死ぬかの厳しい競争が始まっているという認識を示しました。

この中で豊田会長は「自動車産業を取り巻く環境は電動化や自動化、技術革新などで、異業種も巻き込んだ100年に1度とも言われる変革期を迎えている。次の100年も車やバイクがモビリティーの主役でいられるのか、まさに未知の世界での生きるか死ぬかの戦いが始まっている」と述べ、自動車メーカーは一段と厳しい競争に直面しているという認識を示しました。

そのうえで「こうした変化に対応するためには、中国や大手IT企業を中心とした世界の変化のスピード感にどのくらい日本がついていけるかが課題だ」と指摘しました。

日本自動車工業会の会長は、トヨタ、ホンダ、日産自動車の大手3社のトップが持ち回っていて、豊田社長は今回が2度目の就任となります。