独立行政法人酒類総合研究所は17日、日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」の審査結果を発表した。特に優れていると評価した金賞は福島県が19銘柄で、兵庫県と並び最多。福島は史上初の6年連続日本一となった。
 鑑評会には全国から850銘柄が出品され、232銘柄が金賞に選ばれた。福島では、国権酒造(南会津町)の「國権」が11年連続、東日本酒造協業組合(二本松市)の「奥の松」と、名倉山酒造(会津若松市)の「名倉山」が10年連続で金賞を受賞した。
 福島県は17日、日本一を祝う式典を開催。内堀雅雄知事は「風評で厳しい状況にある中、6年連続日本一の快挙を達成した。福島の素晴らしいお酒を国内外でPRしていきたい」と語った。(2018/05/17-17:53)


時事通信
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