05月17日 18時33分
17日昼ごろ、由利本荘市の川で、釣りをしていた74歳の男性が川の中に沈んでいるのが見つかり、死亡しました。
警察は川に流された可能性があるとみて調べています。
17日午前11時20分ごろ、由利本荘市鳥海町百宅の布沢川で、「釣りをしていた男性の姿が見えなくなった」と一緒に来ていた人から消防に通報がありました。
行方が分からなくなったのは、千葉県船橋市の渡邊義統さん(74)で、警察や消防が捜索したところ、およそ1時間後、近くの川の中に沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、渡邊さんは17日、ほかの2人とともに釣りをしていたということです。
現場は、「法体の滝」から北におよそ5キロのところで、由利本荘市によりますと、16日からの雨で川は増水していたということです。
警察は川に流された可能性があるとみて詳しい状況を調べています。
警察によりますと、釣りをしていた人が死亡した水難事故はことし県内で初めてだということで、釣りをする際は川の急な増水に注意するとともにライフジャケットを着用するよう呼びかけています。