05月23日 19時16分
三重県伊勢市で、若者に人気のセレクトショップ、「ビームス」と協力して新たな特産品が開発され、23日、打ち合わせが行われました。
この取り組みは伊勢市の商品を多くの人に知ってもらおうと、市内19の事業者が若者に人気がある雑貨などのセレクトショップ「ビームス」と連携しました。
23日の商品開発会では事業者が試作途中の商品を持ち寄ってバイヤーに説明しました。
このうち、特産の木綿を使ったポーチは御朱印帳や手ぬぐいなどをセットにした商品で、事業者はお守りを入れるポケットをつけたことなどを説明しました。
ビームスのバイヤーの鈴木修司さんは「伊勢にはほかの地域にはない独自の文化と歴史があるので手応え十分です」と話していました。
このほかにも地元の洋菓子の店はセレクトショップのロゴマークをあしらった商品を開発し、できばえを確認していました。
伊勢市商工労政課の南裕之商工係長は「幅広い世代から人気があるセレクトショップと連携させていただくことで伊勢の魅力を再発見し、みなさんに伊勢を訪れてもらいたい」と話していました。
今回開発した商品は7月11日から約1か月、東京・新宿区のビームスの店舗で販売され、インターネットでも購入できるということです。