5月29日 12時07分アメフト危険行為
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180529/k10011456781000.html
日本大学アメリカンフットボール部の選手が試合中に関西学院大学の選手に悪質なタックルをしてけがをさせた問題で、警視庁が日大の本部の職員から聞き取りを行ったことが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は今後、当時の監督やコーチなどからも事情を聴いて捜査を進めることにしています。
今月6日に行われた日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手が無防備な状態だった相手選手に後ろからタックルする悪質な反則行為をして全治3週間のけがを負わせました。
けがをした関西学院大の選手は被害届を出していますが、警視庁の捜査員が東京 千代田区の日大の本部を訪れて、大学の職員から聞き取りを行ったことが捜査関係者への取材でわかりました。
日大の選手は、記者会見で監督やコーチからけがをさせるような反則行為を指示されたと話していますが、内田正人前監督や井上奨前コーチは、けがをさせるような指示はなかったと否定しています。
警視庁は今後、選手のほか内田前監督や井上前コーチなどから事情を聴いて、刑事責任を問えるかどうか捜査を進めることにしています。