ベルギー大使館の別荘 初公開へ
06月01日 17時29分
日光市の中禅寺湖の湖畔にあるベルギー大使館の別荘が2日から初めて一般公開されるのを前に、1日、報道機関向けの内覧会が行われました。
ベルギー大使館の別荘は、中禅寺湖のほとりに昭和3年に建てられた木造2階の純洋風の建築です。
今も現役の別荘として大使や大使館の職員が利用していますが、現在行われている栃木県をPRする大型観光キャンペーンにあわせて初めて一般公開されることになりました。
公開されるのは、1階の玄関ホールや一部の部屋と庭で、石造りの暖炉の前に白いソファーと真っ赤なテーブルが置かれたサロンや大使も利用する食堂を見学することができます。
また、大きな窓やベランダからは、緑に囲まれた中禅寺湖を一望することができます。
県自然環境課の和田匠子主任は「公開はこれが最後かもしれないくらいとても貴重な機会です。外交官が愛した当時の自然や風景がそのまま残っているのでぜひ訪れてほしい」と話しています。
一般公開は無料で、今月25日までの土曜、日曜、月曜に行われ、時間はいずれも午前10時から午後4時までです。
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