合理化を追求していけば、既成品で間に合わせるだとか、 
途上国で製造するってなるわけだよ。 

コスト的にみて、全く勝ち目ないですから、
自己責任がどうとか言ってごまかしてる人は、
まあ普通の人じゃないね。^^

そしたら、日本の労働者は育たないから、 
日本の国内市場はなくなるね。 

じゃあ、国内で物を売ってきた企業はどうなるのってこと。 

いまは、ぜんぶ国に面倒みさせてるよね。 

賃金は、途上国と同じ水準に近づけないといけないから、 
暮らしていけない人の面倒は国にやらせる。 

ついでに、大企業への利益誘導、補助金も、国に面倒みさせる。 

それだとか、ODAによる途上国のインフラ整備だとか、
貧困層への経済支援があって、はじめて成り立つ経済なんだよ。

「実力主義」の中身は、政治ゴロによる奴隷制度なんだよ。

重商主義とか、植民地経済の延長にあるもので、
東インド会社も、まだあるよねそういや。

しかも、搾り取った金は、タックスヘイブン行きだから、納税されない。

国民には、借金だけが残るわけ。


産業革命は、大量の無産市民と失業者を生み出すから、 
この大多数の人たちを、国の金で面倒見させないともたないんだよ。 

共産党だとか、労組が出てくる必然が、ここにあるってことだね。
                       
ただ、共産党が正しいか、というのとはまた話は別だけどね。^^