川のニシキゴイは誰のもの? 兵庫県宍粟市山崎町高下の菅野川(揖保川支流)でこのほど、住民らが10年以上前からエサをやってかわいがっていた3匹のコイが行方不明になった。その直前に網を持って川に入る男女が目撃されており、持ち去られた可能性が高い。住民らは「3匹はみんなの人気者。元の場所に返してほしい」と訴えている。

 コイがいたのは、菅野川に架かる十明橋の下。橋の上流と下流は堰で仕切られ、約150メートルの流れに十数年前から生息し、体長約60センチまで大きくなっていた。いずれも赤と白や黒などのまだら模様で、住民らがパンやドッグフードをやり、散歩の途中にのぞき込んで楽しむ人もいたという。

 だが昨秋からの河川改修で川幅が約2メートルに狭くなり、隠れ家だった竹やぶもなくなった。居場所が橋脚周辺の小さなよどみだけになり、捕られやすい状況だったという。

 コイが姿を消したのは4月9日。この日午前7時半ごろ、十明橋付近に軽乗用車2台が止まり、中年の男女2人が大きな網を持って川に入るのを複数の住民が目撃した。以来、2匹がいなくなり、2日後には最後の1匹もいなくなったという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201806/0011329647.shtml