>>293
>ダン・グッドマン(鯨研かつ水研)
>奥様の岩崎さん

○岩崎・グッドマンまさみ
|第43回IWC会議ではさらに不思議な議論がいくつか交わされた。
|その一つは「人道性」に関する議論である。
|ミンククジラ漁の禁止によって困窮している日本の沿岸小型捕鯨の窮状を救うために、「人道的配慮」として緊急枠を求める日本の主張に対して、
|インドの代表は人間に対する「人道性」はIWCの関与する問題ではないと指摘する。
|セントビンセントと日本は、アメリカ合衆国の先住民などに対し認められている「先住民・生業捕鯨」というカテゴリーの基本精神は、
|捕鯨を必要とする先住民達に対する「人道的配慮」が基盤であること指摘し、IWCは人間に対して「人道性」を尊重する義務を果たしている例をあげている。
|同じ会議の中で、同様の「人道性」という言葉が異なった意味で用いられている。
|イギリス代表が捕鯨作業の際、クジラに対する「人道的配慮」がなされるべきであると主張し、それを話し合う作業部会の設置を求めている。
|その提案に対して、日本代表は捕殺方法におけるクジラに対する「人道性」はIWCの関与する問題ではないという発言をしている。
|これらの議論で、一方クジラに対する「人道的配慮」を求める側と、その一方で人間に対する「人道的配慮」を求める側の両極化は、
|IWCにおける大きな意識の溝を象徴していると同時に、明らかにそれまで捕鯨問題の中では語られなかった「動物愛護思想」という隠されていた動機が見えてきた議論でもある。
|さらに興味深いことに、イギリスが提案したクジラに対する「人道的捕殺方法」を話し合う作業部会の設立は、議論ののち投票もなく可決された。
|一方日本が小型沿岸捕鯨コミュニティーの人々の窮状を救うために提案した緊急捕獲枠の要求は、意見の対立の後、投票にかけられ、否定されている。
http://www.whaling.jp/isana/isana24.html#03

えーと不思議でも何でもありませんですハイ。
普通「人道的」という言い方は動物を殺すときのやり方などに関して言いますハイ。