和歌山県田辺市の酒類販売会社社長、野崎幸助さん(77)が急死し、体内から覚醒剤の成分が検出された事件で、和歌山県警は7日朝、5月に死んだ野崎さんの飼い犬の死因などを調べるため、死骸が埋葬された野崎さん宅の庭などを捜索した。県警は飼い犬の死と事件との関連を捜査する。

 捜査関係者によると、飼い犬は5月6日に突然、体調が悪化して死んだ。親しい知人らによると、野崎さんはこの飼い犬を溺愛しており、遺産の一部を飼い犬に渡すと公言していたという。

 飼い犬は、もがくようなしぐさをして死んだとの情報もあり、県警も把握。野崎さんの遺体からは覚醒剤の成分が検出され、死因は急性覚醒剤中毒と特定されたが、県警は死ぬ直前の状況などから飼い犬も何らかの薬物を摂取していた可能性があるとみている。

 野崎さんは田辺市で酒類販売業や不動産業を経営。平成28年には野崎さん宅から貴金属など6千万円相当を盗んだとして知人女性が逮捕されたが、不起訴になった。29年にも同様の窃盗被害に遭うなど金銭を巡るトラブルも多かった。

 自身の女性関係や半生を著した本を出版し、欧州のプレーボーイになぞらえて「紀州のドン・ファン」などと呼ばれ、テレビや週刊誌にも取り上げられた。

2018.6.7 11:06
産経WEST
https://www.sankei.com/west/news/180607/wst1806070032-n1.html

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