ウミウシの一種ハナデンシャ展示

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20180608/2040000141.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

すさみ町の水族館で、色鮮やかな突起が特徴のウミウシの一種、
「ハナデンシャ」の展示が行われています。

「ハナデンシャ」はウミウシの一種で、赤や黄色をした突起や、刺激を与えると青白い光を出すことから、
花や電球で飾り付けられた特別な電車に見立てて名付けられています。
すさみ町の「エビとカニの水族館」では5月24日に串本町の沿岸で捕獲された
大きさ10センチほどの「ハナデンシャ」2匹が展示されています。

「ハナデンシャ」は、時折、体をくねらせたり浮いたりするなど水槽の中で変わった動きをみせていました。
水族館によりますと「ハナデンシャ」は、クモヒトデをエサにしていることや
ふだんは海底で暮らしていることがわかっていますが、観察例は少なく、
詳しい生態はわかっていないということです。

「エビとカニの水族館」の平井厚志館長は、
「ウミウシの中でもとてもきれいな種類だと思います。
エサを食べる様子もふだんはなかなか見ることができない貴重なものです」
と話していました。

06/08 13:40