桑名 萬古焼の企画展

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075289051.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

三重県北部の地場産業、萬古焼の創始者、沼波弄山が誕生してからことしで300年になるのに合わせて
さまざまな萬古焼の作品を集めた企画展が桑名市で開かれています。

沼波弄山は江戸時代中期、当時の桑名藩に窯を開き、その作品が後世まで伝わるように
「萬古不易」という印を押したことが、萬古焼の由来とされていて、
桑名市博物館で開かれている企画展には弄山の作品を含めて90点が展示されています。

生け花などに用いる「赤絵人物文水盤」も弄山の作品で赤、青、緑などを使った鮮やか色使いが特徴です。
一方で「赤楽花鳥文蓋付向付」という鉢は、現在の萬古焼と同じように赤茶色を基調としていて、
弄山の幅広い作風をうかがうことができます。

会場には現在の作家が手がけた作品も展示されていて、桑名市博物館の加藤幹子さんは
「一口に萬古焼と言っても、作家や時代によって、さまざまななのでそうした違いを楽しんでほしい」
と話していました。

7月8日まで開かれています。

06/08 18:51