>>904

良く読め。

【大麻を使用する人々の大部分は精神病性疾患を発症することはない】

『大麻関連』と言う用語は、さまざまな文脈で使用されているが、因果関係ではない
『統計的関連性』を指す場合もある。

比較リスク評価のために、我々は因果関係を確立する必要があるだけでなく、
通常は大麻使用とは無関係な選択された対話的シナリオに対して、
因果関係を定量化することもできる。

遺伝的脆弱性のような第3変数の因果的方向や、潜在的な影響が明確でない
殆ど全ての精神障害との関連がある。

例として、大麻使用はうつ病などの特定の精神障害につながる可能性があるが、
うつ病は大麻使用(自己投薬)、うつ病と大麻使用の両方につながり、従って、
大麻使用障害は『偽の相関関係』が導入される。

大麻が統合失調症の原因となると言う主張は、事前審査が指摘しているように、
「大麻が統合失調症を引き起こすという主張は議論の余地がある」。

近年数十年に世界的に大麻使用が急増しても、 「大麻を使用する人々の
大部分は精神病性疾患を発症することはなく、大麻誘発性精神病は
遺伝的脆弱性を有する可能性が高い」と述べている。

大麻が原因で統合失調症が起きると言う議論は、複数の研究者が、世界的な大麻使用の
急激な増加をここ数十年間に観察して、統合失調症の発病率を上昇させなかった」。

事前審査報告書によれば、大麻が実際に精神分裂症を引き起こすかどうかは議論の余地がある。

最後の文章は、米国アカデミーの報告書が出典となっている。

米国アカデミーの報告書では、『大麻使用と以下との間に「統計的関連性」について
中程度のエビデンスがある』と記述されている。

事前審査報告書で、『大麻関連』と言う用語は、さまざまな文脈で使用されているが、
因果関係ではない『統計的関連性』を指す場合もある、と記述されているように、
『統計的関連性』と言うのは、『因果関係』を意味しない。

「全米科学・工学・医学アカデミー報告書」の『統計的関連性がある』と言う部分は、
『統計的相関関係』であり、『因果関係』を示すものではない。

解説記事 マリファナと健康に関する11の発見 科学的に検証
http://www.businessinsider.stfi.re/post-313?sf=rynnbpj#ab

報告書にはマリファナの影響下での運転は事故のリスクを増加させるとあるが、
ある研究では、医療大麻が地域に導入されてから、車の衝突率が下がったことを
発見したものもある。大麻の使用は運転の危険性を増すかもしれないが、
もし適切な対策をとれば、導入後に衝突率が減少することもありえるということだ。

留意しておきたいのは、多くの場合、マリファナがリスクの増加と関連性があるというのは、
マリファナ自体がそのリスクの原因になったということを意味するものではない。