>>946

『社会的機能を損なう依存症や精神病は呈しにくい』大麻を懲役刑で禁止する合理的な理由はない。

国立研究所の専門医たちは以下のように述べている。

松本 俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の薬物依存研究部部長)
https://m.facebook.com/matsumoto.toshihiko/posts/1068801746533150

かつてわが国でいわれていた「大麻精神病(慢性持続性精神病)」なる概念は、国際的には
認められていない病態であり、私自身、20年間薬物依存症臨床にかかわってきたが、厳密な
意味での大麻精神病には出会ったことが一度もない。もちろん、急性精神病は何例かいるが、
慢性精神病の多くは、治療経過中に内因精神病へと診断が変更となった。

何より興味深いのは、薬物依存症専門外来には、大麻単独の依存症や関連障害の患者は
めったに受診しないことだ。おそらく大麻だけでは社会的機能を損なう依存症や精神病は
呈しにくいのだろう。

和田 清先生( 国立精神神経センター 精神保健研究所 薬物依存研究部)
http://www.jfnm.or.jp/nl/news06/news6-27.pdf

大麻は精神科の入院や通院になるような事態を引き起こす力は相対的には弱いようです。

世界で最も信頼されている医学書のひとつ「メルクマニュアル(The Merck Manual)」より引用
http://merckmanual.jp/mmpej/sec15/ch198/ch198j.html

マリファナは最も多く使用される違法薬物であり,一時的に用いられることが多いが,
社会的または精神的な機能不全を示すというエビデンスはない。