>>552
いや、究極的には予算の問題でしょ。
あの手の事業には土地の強制収用はある程度必要だし、それには職員配置を含めた予算の
裏付けが必須になる。規模が大きすぎて難しいというなら、事業計画を作ること自体が間違って
いる。そこまでの覚悟と準備が必要となる事業内容。当然ながら実現性が全く無いという意味で
結論は君と俺では同じ。

あと「京」の話は文科省が事業の目的と意義(事業効果)を明確化していなかったから、あの程度
の質問にも答えられなかった。その意味でいい加減なでっち上げの事業だったという君の見立て
はおそらく正しい。


スーパー堤防にしてもスーパーコンピューター開発にしても、予算確保ありきで事業計画や事業
意義などの精査が全く足りていない。これはどの省庁にも共通する問題点になっている。それを
査定すべき財務省がザルになっていることが問題を更に難しくしている。極論かもしれないが
省庁の極端な縦割りはもう止めるべきだと思う。技術職が専門化するのは必然だが、事務職が
特定の分掌に特化して省益(下手すると局益)に固執する弊害があまりにも強すぎる。