数日後、この遠藤くんが珍しいカブト虫を飼っていると聞いた友人が見せて欲しいと家に遊びに来る
友人は最初はそんな気は無かったのだが、遠藤くんが席を外した際につい出来心でそのカブト虫を盗んでしまう
そしてそのまま家に走って逃げ帰るのだが、着いた時にはカブト虫がポケットの中でグチャグチャになっていることに気付く
友人は自分のしでかしたことに苛まれ遠藤くんの元へ謝りに向かうのだが、当の遠藤くんにはこう言われ、謝罪を固辞される

「そうかそうか、つまり君はそういう奴だったんだな。」