◆スパイダーマンか?いや、アライグマだ。高層ビルの壁を23階まで登る
 〜全米が今もアライグマを見守っています

高いところが好きなのは、猫だけではない。
街の中心にある高層ビルをスパイダーマンのようによじ登り、平然と昼寝するアライグマが、アメリカで話題になっている。

このアライグマは最初、アメリカ・ミネソタ州セントポールの街の広場にある、2階建ての建物にいるところを発見された。
ビルのメンテナンス業者が、長い棒を使ってアライグマを降ろそうとしたが、アライグマは素早く逃走。
近くにある高層ビルに移動して、猛然と壁を登り始めた。

「怖くて、これ以上見てられない。アライグマがUBSタワーを登り始めた。今12階にいる」
https://twitter.com/timnelson_mpr/status/1006575172772646914

「13階で、 正午ごろにとった写真。ちゃんと降りられるといいけれど!」
https://twitter.com/Johnson88Ben/status/1006623416772972545

可愛らしくも恐れを知らないアライグマは、あっという間でソーシャルメディアの人気者に。
このビルの23階にオフィスを構える公共ラジオ「MPRニュース」が作ったハッシュタグ #MPRRacoon (MPRアライグマ)をつけて、たくさんの写真や動画が投稿されている。

「ソーシャルメディアの人気者になったからか、アライグマは毛づくろいをしている。ちなみに、ここは23階」
https://twitter.com/timnelson_mpr/status/1006649105639247872

「今、私たちのオフィスの窓際にいる。居心地良さそうにしている」
https://twitter.com/donnelly_law/status/1006639405048713216

「セントポール消防局の人が訪ねてきた」
https://twitter.com/efrostee/status/1006649650227576832

ミネアポリスで動物管理を担当する保安監督部は、アライグマを保護するために、ビルの屋上に食べ物を入れた罠を作ったと地元メディアに話している。
「他の方法だとアライグマを怖がらせてしまう恐れがあります。ここまで登ってきたんだから、屋上まで登ってきてほしい」
市長もツイッターで、アライグマレスキュー計画を報告している。

「セントポール市は、動物にとって高い場所に登るのに魅力的な場所かもしれない。
しかし、これ以上アライグマを危険にさらして怖がらせないよう、市の職員とビルのオーナーが協力して、アライグマを助ける方法を探しています
https://twitter.com/MayorCarter_/status/1006666801760043009

アライグマの近況を報告しているマリー・マガイアーさんによると、アライグマは現在も23階の窓際で昼寝している。

「まだ寝てます」
https://twitter.com/mcguirereports/status/1006682576919113735
https://twitter.com/mcguirereports/status/1006687450343903233

いつの間にかアライグマ自身のツイッターアカウントもできるほどの人気ぶり。
ちなみに、この冒険好きのアライグマが最初に呟いた言葉は...。

「自分、大きな間違いをやらかしてしまった」
https://twitter.com/TheStPaulRacco1/status/1006600693090865152

【アライグマは無事にビルから降りられるか。進捗があり次第、記事をアップデートします】

ハフィントンポスト 2018年06月13日 11時36分
https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/12/racoon-usa_a_23457538/?utm_hp_ref=jp-homepage