https://mainichi.jp/articles/20180614/k00/00m/010/090000c

福島・浪江
馬場町長辞職を町議会同意 体調不良で
毎日新聞 2018年6月13日 20時24分(最終更新 6月13日 20時31分)

 東京電力福島第1原発事故で一時、全町避難を強いられた福島県浪江町の馬場有町長(69)が13日、町議会に辞職願を提出した。体調不良が理由で、町議会は全会一致で同意した。辞職は30日付。

 馬場町長は2007年の町長選で初当選し、現在3期目。東日本大震災と原発事故後、被災した町の現状を積極的に発信し、国や東電との交渉の先頭に立った。任期は19年12月15日までだった。
 昨年12月に入院後、公務を休みがちで、この日の町議会も欠席。辞職願で「日常生活が困難との医師の所見がまとまった」と説明した。【高橋隆輔】

馬場有町長
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