https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180614/k10011476951000.html

「富士ゼロックス」 生産体制見直しで新潟の工場閉鎖へ
2018年6月14日 7時20分

情報機器メーカーの「富士ゼロックス」は、経営の合理化に向けた生産体制の見直しのため、新潟県柏崎市にある業務用のプリンターの工場を、来年3月末で閉鎖することを決めました。
富士ゼロックスが閉鎖を決めたのは、新潟県柏崎市にある子会社の工場です。

この工場では、業務用の大型プリンターを生産していますが来年3月末に閉鎖し、その後はグループ内の別の工場でプリンターを生産するとしています。

会社によりますと、閉鎖される工場の従業員のうち、およそ260人の正社員は配置転換し、契約社員や派遣社員およそ160人については、契約を更新しない方針だとしています。

また工場の土地と建物については、今後売却先を探すということです。

富士ゼロックスは、ペーパーレス化やデジタル化によって主力の複合機やコピー機の販売が伸び悩んでいて、ことし1月に生産拠点の統廃合や国内外で1万人の人員削減に踏み切る方針を明らかにしていました。