JR北海道の島田修社長は6月13日の会見で、厳しい経営が続く赤字路線の維持などのため、運賃の値上げを検討していることを明らかにしました。

 JR北海道 島田修社長:「運賃改定も選択肢から外せない」「莫大な路線を維持するためにも、運賃改定をお願いしていかなければならない」

 JR北海道の島田社長はこのように述べ、運賃の値上げを検討していることを、13日改めて明らかにしました。

 島田社長は、値上げによる増収を赤字路線の維持に充てる可能性があると話しましたが、値上げ幅や時期については、明らかにしませんでした。

 これに先立ち、JR北海道は12日、東京都内で開かれた自民党のJR北海道対策プロジェクトチームの会合でも、値上げの検討を説明し理解を求めました。

 このほか、2030年の北海道新幹線札幌延伸までの期間、国などに財政支援を求めるほか、経営再建に向けたさらなる路線見直しの可能性も示したということです。

UHB 北海道文化放送
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