安倍晋三首相は１６日午前の読売テレビ番組で、政権の課題に関し、「まだまだやるべきことがたくさんある。北朝鮮の問題、拉致問題、これはやはり私自身の責任で解決をしなければならないという強い使命感も持っている」と述べ、９月に行われる自民党総裁選での３選に意欲を示した。
首相は「（意志が）完全に固まっているわけではない」とも語り、態度表明の時期について「セミの声がうるさいと感じられる状況になった頃」と述べた。７月下旬を念頭に置いた発言とみられる。
森友・加計学園をめぐる問題の責任を取って退陣する考えがあるかとの質問に対し、首相は「それはない」と断言。「ポスト安倍」に関しては「あまりにも先の話で、今はこの国会を乗り切ることで頭がいっぱいだ」と語った。
（2018/06/16-10:52）
時事ドットコム
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