高校バスケ 試合中に選手が審判殴りけがさせる 長崎

長崎県で行われた高校のバスケットボールの公式戦の試合中に、宮崎県の強豪校、延岡学園の留学生の男子選手が審判を殴ったことがわかり、高校体育連盟などが処分を検討しています。

17日、長崎県大村市で行われた高校のバスケットボール大会の男子準決勝で、宮崎県の延岡学園と福岡県の福岡大学付属大濠高校が対戦しました。

日本バスケットボール協会によりますと、第4クオーターの試合終了間際に、延岡学園の留学生の男子選手が審判の男性の顔を殴ったということです。

この選手は直前に攻撃で反則をとられ、判定に腹を立てた様子だったということです。

審判の男性は軽いけがをして病院に搬送されました。

この試合は没収試合とされ、福岡大学付属大濠が決勝に進みました。

高校体育連盟などはこの選手について、学校側や教育委員会と協議して処分を検討しています。

延岡学園の男子バスケットボール部は全国大会の優勝経験がある強豪です。

■選手が審判に謝罪

宮崎県延岡市にある延岡学園によりますと、選手は留学生で「オフェンススクリーン」というプレーをした際に反則を取られ、審判を殴ったということです。

審判の男性は病院に搬送され、10針縫うけがをしたということです。

選手はその後、監督とともに長崎県の大村警察署に出向いて経緯を説明し、審判の男性には警察署で直接会って謝罪したということです。

その際、審判の男性は「今回のことでバスケを嫌いになってほしくない」として、被害届は出さない意向を示していたということです。

学校によりますと、この選手は最近元気がない様子だったということで、この大会のあと一時帰国させて様子を見ようと話していたということです。

学校は18日に記者会見し、詳しいいきさつを説明するとしています。

■大会関係者「とにかく驚いている」

選手が試合中に審判を殴ったことについて、大会の運営に関わった長崎県高校体育連盟の後藤慶太バスケットボール専門部長は「試合終了間際に延岡学園の選手が審判を殴ったという状況でした。これまで経験がないことなので、とにかく驚いているというのが現実です」と述べました。

そのうえで「とにかく暴力は許されるものではなく、起こしてはいけないというスタンスしかありませんので、それ以上のコメントはなかなかしづらいです」と話していました。

2018年6月17日 19時12分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180617/k10011481881000.html

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【動画】https://www.youtube.com/watch?v=jH127fL_Ysk