有効求人倍率のデータを細かく見ると、最も希望の多い「一般事務の正社員」の有効求人倍率は
1・0を大きく下回っています。

つまり、労働者たちが最も希望する仕事は企業からほとんど提供されていないということです。
それゆえ、全体の有効求人倍率が上昇したからといって、それほど自慢できることではないのです。

「一般事務なんて贅沢だ。どんな仕事でもいいから働け」と言うなら、それは横暴というものです