航空自衛隊三沢基地は23日、基地見学ツアーを開いた。上十三地域と八戸市から参加した高校生やその保護者約60人が、
戦闘機や装備機材に触れ、空自の役割に理解を深めた。

 基地を身近に感じでもらおうと、周辺市町村の子どもたちを対象に初めて開催した。

 ツアーで参加者は基地で運用されているF2戦闘機の操縦席に座ったり、対空機関砲や短距離地対空誘導弾、
射撃統制装置に触れたりした。屋外でけん引車両に乗ってF2を引っ張る体験や滑走路走行体験をしたほか、
炊き出しのカレーライスや唐揚げを食べ、普段は入れない基地の雰囲気を楽しんだ。

 父親が航空自衛官という青森県立三沢高3年の田中雄基さん(17)は「普段は間近で見られない戦闘機を見ることができて良かった」と笑顔で感想を話していた。
同基地は今後も同様の見学ツアーを開催していく。

6/26(火) 15:03配信 デーリー東北新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180626-00010008-dtohoku-l02
画像 車両に乗ってF2戦闘機のけん引を体験する参加者
https://amd.c.yimg.jp/amd/20180626-00010008-dtohoku-000-1-view.jpg