政府、ムスリム誘致へ 食事、礼拝環境を整備
2018年06月23日 16時41分 西日本新聞


 政府は、イスラム教徒(ムスリム)の訪日客を増やすための行動計画を策定した。世界のムスリムは16億人以上とみられ、訪日客の大幅増という目標達成に向けて、誘致できる余地は大きいと判断。豚肉やアルコールの摂取を禁じた戒律に沿う「ハラル」に対応可能な飲食店の増加や、礼拝の環境整備を目指す。

 2017年の訪日客を国別にみるとマレーシアは前年比12%増の44万人、インドネシアも35%増の35万人。ともにムスリムの多い国だ。ただ観光庁のアンケートによると、訪日前に日本食への期待が高い半面で「食事できる店が少ない」「店の表示が不十分」といった不満が生じている。

https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/national/article/426994/


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