富山市の交番で拳銃が奪われ警察官と小学校の警備員が殺害された事件のあと休校が続いていた小学校が、３日、５日ぶりに授業を再開することになりました。
一方、県警察本部などには学校の襲撃を予告するメールが届いていて、警察は脅迫と威力業務妨害の疑いで捜査しています。
先月26日、富山市久方町の交番で警察官が殺害されて拳銃を奪われ、近くの奥田小学校の警備員がこの拳銃で撃たれて死亡しました。
事件後、休校が続いていた奥田小学校は、２日に授業を再開する予定でしたが、１日夜、県警察本部や新聞社に「今週の水曜日、奥田小学校を襲う」という内容のメールが届き、
小学校は急きょ、再開を取りやめ、２日も休校にしました。
市の教育委員会が対応を協議していましたが、警察官２人とパトカー１台が学校に常駐することになり、３日、５日ぶりに授業を再開することを決めました。
学校は、子どもたちが交番の前などを通らないよう通学路を変更するとともに、授業は通常より１時間短縮して５時間目までとすることにしています。
また、スクールカウンセラーが日中、子どもたちの心のケアに当たるということです。
一方、県警察本部などに送られた襲撃を予告するメールについて、警察は脅迫と威力業務妨害の疑いで捜査しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180702/K10011505031_1807021814_1807021825_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180702/k10011505031000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011
