蓮舫が息巻いて役人を吊るしあげた「仕分け」の功罪が有るか無いかで言えば有ったと思う。
仕分けで予算を削られた岡山県の小田川の治水工事はやむを得ず遅れた。
全国的に治水事業のプロジェクト予算が減らされて、地方のゼネコンや中小の土建業者が潰れたのも事実。
自民党政権になって多少予算が増えたりはしたが、一旦中止させてしまったプロジェクトはそう簡単には戻せない。
スーパー堤防を仕分けした現立憲民主党の蓮舫議員は、頭から長期間利権を有しているだろうと決めつけた言い方で切って捨てたが、技術的にどんなに大変な事か理解してはいない。
小田川のような3年間で完工出来るプロジェクトすら一緒くたにした。
「自民党が元に戻せば良かっただけ。」と責任逃れを必死にアピールする野党支持者がチラチラ見るが、民主党政権下での3年の遅れは決して許される事ではない。