豪雨災害「デマに注意」 広島県警が呼び掛け

広島県警察本部が、西日本の豪雨災害に関するデマ情報に注意するようTwitterの公式アカウントで呼び掛けている。

[ITmedia]2018年7月9日
 西日本の豪雨災害に乗じた“デマ情報”がSNSなどで拡散されているとして、広島県警察本部は7月9日、Twitterの公式アカウント(@HP_maplekun)で注意を呼びかけた。不確定な情報を拡散しないよう案内している。



 広島県警によると、「レスキュー隊の服を着た窃盗グループが被災地に入っている」「犯人が乗っているクルマは○○で、ナンバーは○○」といった情報が流れているが、そのような事実は把握していないという。

 こうした事態を受け、県警は(1)情報の発信元の確認、(2)不確定な情報をSNSなどで拡散しない、(3)不正確な情報に惑わされることなく、冷静な行動をとる、などを呼び掛けた。被災地以外でも、義援金や見舞金名目の詐欺が発生する恐れがあるとし、注意喚起している。


 2016年4月に発生した熊本地震では、「動物園からライオンが逃げた」というデマがTwitter上で広がった。熊本県警は、うその投稿を行った神奈川県の会社員の男(20)を偽計業務妨害の疑いで逮捕している。
http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1807/09/news128.html