https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180710/0014516.html

JR貨物 豪雨で代替輸送検討も
07月10日 19時11分

記録的な豪雨の影響で、JR貨物では10日午後5時現在でも、岡山県の倉敷駅と九州や山陰地方などを結ぶ便、それに四国の広い範囲でいずれも上下線で運休しています。
運休に伴い、8日から荷物の引き受けも一部停止していて、すでに受け付けた荷物についてはトラックやフェリーなどによる代替輸送を検討しているということです。

また、東京・品川区の東京貨物ターミナル駅では、発着する貨物列車の本数が通常の6割ほどに減っていて、敷地内にはコンテナを積んでいない空の貨物列車が止まったままになっています。

JR貨物の和氣総一朗営業部長は「これほど広範囲にわたって影響を受けたのは、阪神・淡路大震災や東日本大震災以来です。輸送の大動脈と言えるエリアで大きな影響が出ていますが、少しでも早く荷物を届けられるよう対応を急ぎたい」と話していました。