俺も障害者の一人だが、都合の良い時だけ「障害者を健常者と同等に扱え」と言う
暴論は許容しちゃいかんと思う。

例えば耳が悪いなら、健常者であれば館内放送で聞こえる避難指示が聞こえず、
旅館の従業員が個別に対応しなくてはいけない。(手話や筆記では時間が掛かる)

例えば足が悪いなら、車椅子を押すために従業員が束縛され、他に出来る作業が
行えなくなる危険が高まる。これは障害者一人を助けるために、他の多くの人の
命が危険に晒されるという事だ。

「健常者と障害者」という対立ではなく、聴覚障害と視覚障害とか、下肢障害や
体幹麻痺の患者との場合で考えてみてもいい。

自分は目に障害があり、避難するには誰かのサポートが必要。でも他に車椅子の
団体が宿泊しており、従業員はそちらの避難で手一杯。さあどうする?
逃げ遅れて死んでも良いか?それとも自分を優先して、車椅子の連中など勝手に
焼け死ねと?それは無いよね?

差別は良くないが、障害者は極力、自力救済の手段を確保するべき。
障害年金だって貰ってるんだろうから、介護者を自腹で用意しても良いのでは?