関係者によると、井上元死刑囚は執行の直前、担当刑務官から「ご両親に何か伝えることはないか?」と聞かれ、
「お父さんお母さん、ありがとうございました」、「心配しないで」と答えたうえで、
「こんなことになるとは思っていなかった」と、事件を起こしたことで死刑となることへの後悔ともとれる言葉を残したという。

そして、最後に「まずは、よし」と述べたという。

一方、松本 智津夫元死刑囚は、執行の7分前に、担当の刑務官から遺体や遺品の引き渡しについて問われると、
「ちょっと待って」と少し黙り、刑務官から「誰でもいい、妻や子どもたちがいるでしょう。どうする?」と問われると、
沈黙のあと、「遺灰は四女に」と意思を示したという。

最後はまともに応じたのか