米軍の無人攻撃機の訓練に関する手順書などがサイバー攻撃で窃取され、闇サイトで販売されていたことが11日、
米情報分析会社の調査で分かった。無人機に関する最新技術などが悪用される可能性があるという。米軍も調査している。

 情報分析会社「レコーデッド・フューチャー」によると、
盗まれたのは米軍のMQ9無人機リーパーの手順書や無人機の運用に関わる要員のリストなどで、
先月に闇サイトで売り出されていた。

 手順書などはリーパーが配備されている米西部ネバダ州の空軍基地に所属する米兵のコンピューターから盗まれたとみられ、
同社は真正の米空軍の文書であることを確認したという。脆弱性のあるネットワーク機器を通じてデータ窃取されたとみられる。

 米軍の機密窃取が最近相次いで明らかになっており、
米海軍が導入を目指す対艦ミサイルに関する機密を中国政府のハッカーが窃取したと報じられていた。(ワシントン 共同)

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■動画
米軍無人機「MQ-9リーパー」の空撮映像 https://youtu.be/4aaCtW0bdao

産経ニュース
https://www.sankei.com/world/news/180712/wor1807120018-n1.html