JR千葉支社は11日、東京発銚子行き下り特急「しおさい5号」(9両編成)の40代の男性車掌が居眠りをしたため、同日午後2時半ごろ、総武本線八街駅(八街市八街ほ)に到着した際にドアが開かず、同駅で約45人が乗降できなかったと発表した。

 同支社によると、車掌は佐倉−八街の1区間内でトイレに行き、その後寝てしまった。運転士もドアの開閉をランプで確認することになっていたが怠り、そのまま発車。その後、車掌が座る最後尾の車両を乗客がノックし、その音で車掌は目を覚ましたという。

 降車できなかった乗客約25人は次の成東駅で降り、乗車予定だった約20人は後続の普通電車に乗った。同支社は「深くお詫び申し上げる。指導を徹底する」とコメントした。

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