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生後6カ月の次男を暴行して死亡させたとして、大阪府警捜査1課は12日、大阪市此花区西九条3、自称アルバイト、松崎大治(たいち)容疑者(22)を傷害致死の疑いで逮捕した。「何もしていない」と否認しているという。

逮捕容疑は昨年12月17日、当時住んでいた同市淀川区のマンションで次男に何らかの方法で暴行し、今年1月6日、急性硬膜下血腫などで死亡させたとしている。

府警によると、当時妻は仕事で外出し、松崎容疑者は次男と長男の計3人で自宅にいた。帰宅した妻が異変に気付いて119番した。司法解剖などの結果、次男の脳内が広範囲に出血していたほか、左腕の骨折や顔にあざなどもあり、府警は虐待とみて調べていた。

松崎容疑者は逮捕前、毎日新聞の取材に「トイレから戻ったらソファの上にいた次男が床に落ちていた。僕は(暴行)していない」と虐待を否定していた。【村田拓也、伊藤遥、土田暁彦】

毎日新聞2018年7月12日 11時41分(最終更新 7月12日 17時14分)
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