本誌・女性セブンは事故現場となった商店街で、改めて当日の目撃情報を収集。
痛ましい現場の様子が浮かび上がってきた。
事故に居合わせ、晶子さんの救助活動にも立ち会った地元女性が語る。

「自転車にぶつかった衝撃で被害者女性が倒れて、まったく動かないんです。
 近所のかたがタオルケットを持ってきて、体に羽織らせたのですが、もう意識もなくて…。
 顔は白く、血は出ていませんでした。
 近くにいたかたが救急車を呼んで、5分ほどで到着したあとは救急隊のかたに任せました。
 脳震盪くらいだと思っていたのですが、まさか亡くなるとは思わなかったです」

 この間、晶子さんに衝突した女子大生は何をしていたのか。

「自転車を脇に置いて、少し離れたところに立っていました。
 駆け寄った5人で救助活動をしていたのですが、その輪にも加わらなかった。
 ショックで茫然としていた、というよりも、ぼーっとしていた感じで。
 泣き叫ぶでもなく、ただ近くで見ているというか。
 到着した救急隊のかたが『自転車の運転手は誰ですか』と聞いたら『はい、私です』って普通に名乗り出ていました」
 (居合わせた地元民)