西日本豪雨を受け、ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は、13日放送のテレビ通販番組で防災用品を取り上げ、売り上げ全額を被災地に寄付する。視聴者の防災意識を高め、被災地支援につなげる。

 6月の大阪府北部地震後、支援方法を検討していたところ、西日本豪雨が発生。予定していた13日の放送内容を変更して防災用品を販売することにした。

 販売するのは非常食や充電式電池、折り畳み式ヘルメット、電池式ランタンの計約3万2000個。13日、九州ではBSジャパンでの通販番組で紹介するほか、首都圏や関西圏では地上波のテレビ番組で販売する。ジャパネットの通販サイトでも購入できる。売上金は地震、豪雨両方の被災地に寄付する。

=2018/07/13付 西日本新聞朝刊=
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/432445/