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◆ただ近くで見ているというか…。

 本誌・女性セブンは事故現場となった商店街で、改めて当日の目撃情報を収集。痛ましい現場の様子が浮かび上がってきた。
事故に居合わせ、晶子さんの救助活動にも立ち会った地元女性が語る。

 「自転車にぶつかった衝撃で被害者女性が倒れて、まったく動かないんです。近所のかたがタオルケットを持ってきて、体に羽織らせたのですが、もう意識もなくて…。
顔は白く、血は出ていませんでした。近くにいたかたが救急車を呼んで、5分ほどで到着したあとは救急隊のかたに任せました。脳震盪くらいだと思っていたのですが、まさか亡くなるとは思わなかったです」

 この間、晶子さんに衝突した女子大生は何をしていたのか。

 「自転車を脇に置いて、少し離れたところに立っていました。駆け寄った5人で救助活動をしていたのですが、その輪にも加わらなかった。
ショックで茫然としていた、というよりも、ぼーっとしていた感じで。泣き叫ぶでもなく、ただ近くで見ているというか。到着した救急隊のかたが『自転車の運転手は誰ですか』と聞いたら『はい、私です』って普通に名乗り出ていました」(居合わせた地元民)
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