https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180718/K10011538231_1807181643_1807181648_01_02.jpg
タイ北部の洞窟から少年ら13人を救出したダイバーなどをたたえようと、地元の芸術家たちが
「奇跡」とも呼ばれた救出劇を巨大な絵画で描いています。
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「英雄」と題された絵画は、縦3メートル、横13メートルという大きさで、少年らが閉じ込められた洞窟がある
タイ北部チェンライ県で、地元の芸術家たちが制作を進めています。
絵画の左側には少年たちとコーチが、中央には救出活動に関わったダイバーなどが描かれていて、
色彩は左側が暗く、右に行くにつれて明るくなり、「奇跡」とも呼ばれた救出劇の様子が表現されています。
そして活動中に死亡したダイバー、サマーン・クナンさんの姿はとりわけ大きく描かれています。
絵画はまもなく完成する予定で、芸術家たちはサマーンさんをはじめ、力を合わせて困難に立ち向かった
ダイバーや地元住民、支援に当たった外国人などをたたえるとともに、遭難の教訓を後世に伝えたいとしています。