渡航費用や授業料のほか、留学期間中も給与が支給され、
費用には1人につき平均で約1,500万円もの税金を使っているのが現状です。

654 名前:可愛い奥様@転載禁止[sage] 投稿日:2014/04/26(土) 08:16:28.72 ID:ppgr7Ke+0
>> 599
>行政官長期在外研究員制度=雅子の修士さえ取れなかったKZD国費留学

官僚の泊付けの浪費、無用の長物な制度とメッタ切りの記事を発見

行政官留学制度は全廃すべし ―小さな無駄も忘れずに - 北村隆司
http://agora-web.jp/archives/1073442.html
より一部引用

深刻な財政危機に見舞われているわが国は、少なくとも不要不急の物は全廃する必要があります。
その一つが、「行政官長期在外研究員制度」と言う官僚の官費留学制度です。
1966年に始まったこの制度は、これまでに2,500人以上の官僚を米国を中心とする
諸外国に留学させ、今後も年間130-150人を派遣する事になっています。

自然科学を中心とする研究者の公費留学は寧ろ強化すべきだと思いますが、年功序列により
数年毎に担当が変るキャリアー行政官は、大学院で学ぶ専門領域すらなく、
海外留学で取得する学位の大半が経営学や公共政策の修士であるのが現状です。

「一緒に机を並べて勉強した仲間が、国際交渉の相手方の一員にいたこともあった。
留学で得た人脈は、仕事する上で非常に役に立っている」と、その意義を強調する向きも
ありますが、それであれば、自分の意思と費用で海外に留学し、広い人脈を持った人間を
幹部として採用すれば解決する話しで、巨額の公費を費やす理屈にはなりますまい。

バブルが崩壊後は、せっかく国費で留学させても、すぐに、高収入の外資系などの民間企業に、
転職する若手官僚が続出しました。この事実を見ても、国家への貢献に萌えた維新時代の留学生と
異なり、官費で箔をつけるキャリアーが多いのでは?と疑問を持たざるを得ません。

この留学の目的は、あくまでも、帰国後、国家のために仕事に生かすことにある筈で、
だからこそ、渡航費用や授業料のほか、留学期間中も給与が支給され、
費用には1人につき平均で約1,500万円もの税金を使っているのが現状です。

本人が海外留学中に本来の仕事をカバーしている官僚の費用を考えると、
官僚の箔着けに浪費されている費用が馬鹿にならない事は間違いありません。

それだけではありません。在外公館に各省から派遣されている多くの官僚の職務が「調査」と言う
「勉強」が中心である現状を考えると、この「官費留学制度」は官僚の余得だとしか思えません。

年功序列の見直しが迫られ、数年毎に担当が替わる日本の官僚制度が問題にされている昨今、
官費を使って未熟な官僚を育てるより、実績と実力に裏付けられた専門知識を持った人材を、
必要に応じて採用する時代です。
その意味でも、「行政官長期在外研究員制度」は無用の長物に属する制度だと思います。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)