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2018/07/20(金) 10:31:22.11ID:CAP_USER9東日本大震災をはじめとする大規模災害の教訓を共有して防災につなげようと、世界各国の専門家が集まる国際会議が１７日、盛岡市で始まり、３日間にわたって、最新の研究成果などが発表されることになっています。
この国際会議は、岩手大学や国などが開いたもので、会場の盛岡市のアイーナには、初日の１７日、日本やアメリカ、それに中国などから、災害の専門家などおよそ３００人が集まりました。
会議では、はじめに、岩手大学の岩渕明学長が、「この会議を通じて、世界レベルで災害の専門家どうしのネットワークを構築したい」とあいさつしました。
そして、東日本大震災からの復興に向けて、大学として積極的にボランティア活動や新しいまちづくりへの提言を行ってきたことなどを紹介しました。
また、災害対策の専門家で、オランダのライデン大学のアリエン・ボイン教授は、地震や津波などの災害は国境などをまたいで広範囲に及んでしまうこと、それだけに、復興に向けた取り組みが複雑化し、研究者の役割が増していることなどを訴えました。
会議は、１９日まで開かれ、最新の研究成果などが発表されるほか、宮古市や陸前高田市の被災地の視察も行われる予定です。
ボイン教授は、「東日本大震災は被災の規模や範囲が非常に大きい。この会議を通して世界中の専門家が意見を交わし、防災対策に力を入れたい」と話していました。
NHKニュース 2018年07月17日13時45分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180717/6040001383.html
