2018年7月21日 / 19:02 / 15時間前更新
https://jp.reuters.com/article/idJP2018072101001876

 政府は、岡山県倉敷市の玉島港に大型クルーズ船を停泊させ、西日本豪雨の被災者向けの臨時避難所として活用する方向で検討に入った。政府関係者が21日、明らかにした。学校の体育館などの避難施設で猛暑に見舞われている被災者らに船内の空調付きの宿泊施設や入浴、食事を提供できる。

 クルーズ船は「MIRA1」(約2万3千トン)。岡山県や倉敷市との協議を経て、8月上旬に現在の係留先の広島県福山市から玉島港に回航させる予定だ。700〜800人の収容が可能で、2〜4人が宿泊できる個室が約210室備わる。東日本大震災直後の被災地に派遣された実績がある。