救助のため沖に向かった監視員 溺れて死亡 新潟 糸魚川
2018年8月5日 18時08分
5日昼すぎ新潟県糸魚川市の海水浴場で、海水浴客を救助するために沖に向かった73歳の監視員の男性が、溺れて死亡しました。
警察によりますと、5日正午すぎ糸魚川市の親不知海水浴場で、長野市の30代の男性と娘の小学生の合わせて2人が沖に流されました。
この男性の妻が、高台で監視に当たっていた猪又則夫さん(73)に救助を要請し、猪又さんが救助に向かいましたが、海岸から数十メートルの沖合で溺れたということです。
猪又さんは、近くにいた海水浴客に救助され、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
救助の要請があった男性と娘の小学生は、海水浴客に救助されて無事でした。
この海水浴場は、糸魚川市が管理していますが、猪又さんはシルバー人材センターから派遣されて、今シーズンから海水浴場の監視に当たっていたということです。
警察と消防が、事故の詳しい状況を調べています。