LGBTを悪く言うな、っていう理由だけで批判している人は少ないと思う。
もしも議員モドキが、LGBTならではの違いを差別ではなく区別して言ったのなら
ここまでひどく批判されなかっただろう。
今回のLGBT批判のウラに、LGBT以外も視野に入れているという香りを感じられた
から、ここまで広がったのかもしれない。
要するに、議員モドキは議員失格は当然だが、社会人としても失格。余計な敵まで
作ったのだから。民間の広報にいたら、すぐクビだな。

戦前、キリスト教信者や共産党員の弾圧に際して、無関係として放置した一般大衆が
後に、政府の悪口を言っただけで治安維持法で特高に逮捕される、みたいな。
独裁や弾圧は、まずマイノリティから着手して、一般大衆の無関心な許容を得たうえで
徐々に対象を広げていくのが歴史的にも常套だ。
そのうち、子供を産み育てないのは劣等国民だ、みたいなことを言い出しかねないような
言動を今までしてきた議員モドキが言った、というのも要因の一つだろうと思う。