メルカリ(4385)が9日発表した18年6月期の連結最終損益は70億円の赤字(前の期は42億円の赤字)だった。フリマアプリの利用増加に伴い手数料収入は伸びたものの、国内での新規事業や海外での事業拡大に向けた先行投資が響いた。

 売上高は前の期比62%増の357億円だった。営業損益は44億円の赤字(前の期は27億円の赤字)だった。期末配当、年間配当ともに前の期同様無配とした。

 19年6月期に関しては「合理的な業績予想の算定が困難」として予想値を公表しなかった。

2018/8/9 15:28
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL09HFB_Z00C18A8000000/