神戸市教委は9日、指導するバスケットボール部の女子生徒十数人に不適切な発言を繰り返したとして、東灘区内の市立中学の男性教諭(57)を戒告の懲戒処分にした。

 市教委によると、教諭は昨年8月〜今年5月、指導通りにプレーしなかった同部の生徒に「単細胞」と発言したり、指導に反してコートの隅でプレーしがちだった複数の生徒を「ゴキブリ」と呼んだりした。試合に負けた際に「お前のせいで負けた。負けるためのマシーン」と叱責したこともあったという。

 保護者が今年5月、別の教諭に「子供が部活動に行きにくくなっている」と相談して発覚した。教諭は学校の聞き取りに発言を認め、「言ってはいけないと認識はしていたが、変えることができなかった」と説明しているという。

 問題発覚後、教諭は同部の指導から外された。

2018.8.9 20:45
産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/180809/wst1808090093-n1.html