中学生陸上大会で記録計測に不正

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180810/1040003693.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

先月、甲府市で開かれた県内の中学生の陸上大会で、審判員が選手2人を全国大会に出場させるため、
タイムを意図的に速く記録する不正をしていたことがわかりました。
山梨陸上競技協会はこの審判員の処分を検討しています。

山梨陸上競技協会によりますと、今月2日、日本陸上競技連盟に匿名の連絡があり、
ともに先月、甲府市の山梨中銀スタジアムで行われた全日本中学通信陸上山梨県大会の
女子100メートルハードルと、県中学総体の男子110メートルハードルについて、
「タイムの計測に不備があるのではないか」と指摘されました。

協会が調べたところ、2つのレースで公式審判員を務めた男性が選手2人の公式記録を
意図的に0秒01速める不正を行ったことを認めました。
この審判員は、本来、選手の胴体がゴールを越えたタイムを公式記録とするべきところを
首が越えたタイムを記録し、これによって2人は全国大会に出場できる
「参加標準記録」を突破したということです。

審判員は「県内で屈指の実力がある選手だったので、全国大会に行ってほしいという気持ちでやってしまった」
と話しているということです。

山梨陸上競技協会の保坂一仁専務理事は
「あってはならないことだ。選手たちに心配をかけ申し訳なく思う。
審判員の教育を徹底するとともに、再発防止策を講じる」
と話し、この審判員の処分を検討するとしています。

一方、2人の選手は実績を考慮し、今月18日から岡山県で始まる
全国大会に予定どおり出場させるということです。

08/10 16:19