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愛媛 宇和島 吉田町 水道水ようやく飲めるように 豪雨で断水
2018年8月11日 0時51分豪雨 生活・支援

西日本豪雨の影響で浄水場が被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町では、仮設の浄水施設から送られる水が安全基準を満たしたとして、町内のほぼ全域で10日夕方から飲み水として使用できるようになりました。

宇和島市の吉田町と三間町では豪雨で浄水場が被害を受け、断水が続いていましたが、仮設の浄水施設による試験通水を続けた結果、水の濁りが解消され水質の安全基準が満たされたということです。

このため吉田町では10日夕方から、奥白井谷地区を除く町内のほぼ全域で飲み水として使用できるようになりました。

三間町の全域では水質を安定させるための試験通水が続けられ、宇和島市は水質検査で安全が確認されるまでは飲み水として使用しないよう呼びかけています。

市によりますと、浄水装置の数が限られているため、当面、吉田町と三間町で給水できる量は通常の６割から７割程度にとどまるということです。

宇和島市は「水道を使用する際は可能なかぎり節水をお願いしたい」としています。