国民民主党の玉木共同代表(49)は10日、党本部で記者会見し、「党を育て強くする役割を担っていきたい」と述べ、党代表選(22日告示、9月4日投開票)への出馬を正式に表明した。

現執行部に批判的な津村啓介衆院議員(46)も13日に記者会見を開き、出馬を表明する方針だ。選挙戦になれば、党勢拡大策や野党連携の進め方が争点となる。

 玉木氏は記者会見で、来年夏の参院選について、「野党全体の議席増を最大の目標に党運営に取り組む」と意欲を示した。立憲民主党など他の野党に対し、国会で行動を共にする統一会派の結成や「共同選対」の設置を呼びかける考えも明らかにした。共産党との協力については「考えていない」と否定した。

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